脱毛にまつわるトラブルと対処法
毛嚢炎

脱毛クリニックで脱毛した場合、1000~2000人に数人の割合で起こる脱毛トラブルとして毛嚢炎(または毛包炎)があります。脱毛方法は問わず、電気脱毛や自己処理、レーザー脱毛でも起こりうるトラブルですが、自己処理やエステティックサロンではもっと高頻度で見られるようです。

毛嚢炎とは、脱毛した際に毛穴から毛包にブドウ球菌や連鎖球菌、溶連菌などの細菌が入り感染し、化膿し炎症を起こした状態をいいます。症状としては、赤く腫れ、中央に膿をもつこともあります。個人差がありますが、痒みや痛みを伴うこともあります。思春期に多く見られるニキビも毛嚢炎ですが、乳幼児に見られるあせもとは異なります。医療レーザーの場合、レーザー照射後に痒みから引っ掻いてしまって毛穴に細菌が入り、炎症を起こすという経過になります。よって、レーザー照射から4~5日後になって発症するという特徴があります。

事前の注意としては脱毛する部位、器具を清潔にしてから処理をおこなうことと、処理後も清潔を維持することである程度防ぐことができます。

もしも毛嚢炎が起きてしまっても、数が少なかったり痒みや痛みも気にならない様なら、できるだけ清潔にしていれば自然に治ります。次から次に沢山できてしまったり、痒みや痛みが酷い場合は速やかに医師に相談するとよいでしょう。

抗炎症剤としてステロイド軟膏と、抗生物質を処方されます。痒みが酷い場合は抗掻痒剤も併せて処方され、1週間程で治ります。